経営者に必要な経営用の情報を整備し、
月次決算として継続的に使い続ける
総合的な運用の仕組みを、本講座で初公開します!
新会計を徹底して理解する
新たな会計ルールは、現状の税務会計ベースに会社法の最低限の規制を加味したもの。経営者も容易に理解できるレベルをめざしているので、会計人にとってさほど難しいものではない。
だがそれは表面的なこと。「自社の経営状況の把握に役立ち、説明できる」レベルを実際に示して経営者に受けいれられる、そのためにはどうすべきか、基本を学んでいただく。
「財務会計」と「経営に役立つ会計」の違いを理解する
会計とはPLやBSだとの誤解がある。PL・BS等は、財務会計≒主として外部報告用のもの。またPL・BS等を使った経営分析や診断が経営に役立つとの誤解もある。それは経営問題発見の入り口にすぎない。そこに留まるなら、評論家・傍観者止まり。
経営するためには、PL・BS等だけでなく経営者の思いや目標を達成するためのツールである経営に役立つ会計が不可欠。これはどういうものか、事例とデータをもとに実践的に学んでいただく。
経営に役立つ会計を理解する
経営することの本来の意味を会計人も経営者自身もあいまいにしがち。そのため、経営管理の位置づけと仕組みづくりと運用に大きな問題が潜んでいる。中小企業が成長しにくい要因でもある。
そこで、中小企業経営に役立つ経営の仕組みとはそもそもどのようなものか学び、そのうえで、中小企業の経営に必要な「経営に役立つ会計」の体系・仕組みなどについて学んでいただく。
経営に役立つ会計の各種技法を理解する
経営者なら誰でも儲けることをめざしている。それを可能にするのは、本業の高い収益力だが、同時に経営の体力を鍛え上げなければ適わない。そのためには、あるべき経営数値を知りこれを意識して経営をする必要がある。
そのうえで、収益力を高めるためのコストのコントロールの仕方を知り、部門別のマネジメントの仕方を知ることが欠かせない。さらに、中小企業向けの経営に役立つ会計の基礎的なツールである問題発見や業績マネジメントや投資マネジメントについて学んでいただく。
会計と経営情報から問題を発見し改善する手法を理解する
税務会計が提供する情報は、経営情報としてそのまま使うには問題がある。
そこで、経営に役立つ会計情報や経営情報を整備したうえで、そうした情報をもとに実際に経営上の解決すべき問題点を発見する方法、原因を分析的に推定しさらに現場でそれらを確認し対策を立て実験を進める手法、などといった基本的な経営の手順・手法を学んでいただく。
経営に役立つ会計の整備と運用を理解する
技法や手法を学んだだけでは、日々意思決定を進めことが求められる実際の経営の役にはたたない。業務と関連した経営に役立つ会計情報システムとして総合し運用レベルを考えて整備する必要がある。その整備の仕方を知っていただく。
そのうえで、具体的に月次決算等での報告の仕方と経営者の立場でどのように活用するか、その方法を学んでいただく。さらに、月次レベルなどで金融機関などのどのように報告して、関係を深めていくか、学んでいただく。