会計参与に就任したA税理士は
月次業績管理の励行と共に、
社長との信頼関係の構築に留意していると言います。
信頼関係が築けない関与先とは、たとえ業績が良くても
契約を交わしてはいけない、という信念。
社長との緊密なコミュニケーションは不可欠なのです。
チャレンジする
「責任の重さは、初めて書面添付を実践した時の
感覚に似ている」とA氏。
「書面添付も会見参与も、責任が発生するので
臆病になりがちだが、何事も経験しないことには
前に進めないと思う」
次の就任が容易
A氏は個人で事務所を営んでいます。
会計参与報酬は、税務顧問料とは別に月10万円。
業績が伸びれば報酬が増えていくので
今後が楽しみだと語ります。
関与先から会計参与就任を依頼されるケースが
これから多くなると、A氏は予想しています。
社会の要請に応えて積極的に就任すべきだと考え、
現在、他の顧問先にM&A後就任を予定しているとのこと。