2月1日に公表された「中小企業の会計に関する基本要領」
その普及・活用促進のための方策を話し合う検討会が開かれ、
3月27日報告書が公表されました。
こちらから見られます→ 中小企業庁
注目点
報告書の中で
広報・普及活動としてパンフレットやセミナーなどと共に挙げられているのが
「会計専門家による信頼性ある計算書類作成の相談、指導」です。
また「活用」の項にも注目です。
[E:diamond]日本政策金融公庫は、「中小会計要領」適用・活用企業に対する
金利優遇制度を創設・拡充
[E:diamond]金融庁は、監督指針・金融検査マニュアルにおいて、金融機関が
顧客企業に対して助言するにあたり「中小会計要領」等の活用を
促していくことも有効であること等を記載
[E:diamond]中小企業庁は、法律に基づく経営革新計画等の認定にあたり、
「中小会計要領」に従った計算書類の提出を慫慂するとともに、
補助金採択にあたっては、「中小会計要領」に従った計算書類の
提出があった場合には一定の評価を行う
各機関・団体がこれだけの姿勢を見せるので、
中小企業の経営者も、経営力や資金調達力の強化や取引拡大のために
「中小会計要領」に真剣に取り組んでくるでしょう。
この流れは会計事務所スタッフへも大きな影響を与えること間違いありません。