「会計参与の行動指針」の改正が行われました。

毎年、遅くとも8月までにはアップデートされてきたが

「会計参与の行動指針」は、会計参与の実務の参考に資するために取りまとめられた行動指針です。

日本税理士会連合会と日本公認会計士協会によって、関連する法規等の改正等にあわせて、毎年アップデートが行われています。

H22年版の行動指針は昨年7月7日に改正公表されていました。

その後、「中小企業の会計に関する指針」の改正、「会社計算規則」の改正が行わましたので、これに対応して今般、見直し等が行われたものです。

H23年版「会計参与の行動指針」が公表

例年より遅れましたが、昨日10月14日付で、ようやく平成23年版の「会計参与の行動指針」が公表されました。

会計参与に就任している方は、改正後のH23年版の行動指針に基づいて会計参与の業務を進めることが求められます。

適用時期

なお適用時期については、例年そうなのですが、明記されていません。従って、公表後からこの指針に基づくことになります。

改正部分

例年のように、行動指針の本体部分に係る改正はありません。

 *本体部分:Ⅰはじめに Ⅱ会計参与制度の概要 Ⅲ会計参与の行動指針

改正部分は、確認一覧表部分です。

 *確認一覧表部分:Ⅳ参考 5.「中小企業の会計に関する指針」確認一覧表

改正内容

・「中小企業の会計に関する指針」の改正に伴うもの

・「会社計算規則」の改正に伴うもの

改正後の本文は、こちらをご覧ください。

 → 日税連HP 会計参与の行動指針(本文)

改正点については、こちらの新旧対照表をご覧ください。

 → 日税連HP 会計参与の行動指針(確認一覧表)の改正の新旧対照表