「会社法務A2Z」(第一法規)2010年5月号に掲載
経営者が知るべき中堅企業の「本当の問題点」
中小企業を取りまく環境の激変が話題になっていますが、その結果、ビジネスのスタイル・経営手法が変化してきていることに警鐘を鳴らした上で、経営者と共に企業の中で問題を解決する存在である「会計参与」について紹介しています。
構成
目次構成は次のとおりです。
Ⅰ. 迫りくる危機とビジネス・スタイル
1. 共存共栄から生き残りへ
2. 成功した企業ほど深刻
(1) 借入金依存の経営スタイル
(2) 赤字に転落しやすい経営スタイル
3. 不況に抵抗力のある経営スタイル
(1) 家族的な経営
(2) いつの間にか規模に差が出る経営スタイル
(3) なぜマネジメントが弱いのか
Ⅱ. 困ったことに「何が問題か」わからない
1. 誤った決算書の使い方
2. 決算書は「二つの顔」を持つ
(1) 外部向けの顔
(2) 内部向けの顔
3. 経営に役立つ決算書と会計
4. 経営に役立たない決算書を使っていないか
(1) 鮮度の落ちた決算書
(2) 一般的なデータによる決算書
(3) 数値分析止まり
Ⅲ. 経営参謀が求められている
1. 経営者の鑑でも失敗する
2. 経営数値の使い方
(1) 経営数値の達人か素人か
(2) 中小企業と税務顧問
(3) 中小企業特有の問題解決の仕方
3. 企業の中で問題を解決する存在
(1) 決算書に対する信頼を高める
(2) 経営能力を高めることができる