本日4/2(金)、第3回の中小企業庁「中小企業の会計に関する研究会」(座長=江頭憲次郎早稲田大学大学院教授)が開催されました。

経 緯

これまでの内容を簡単に振り返っておきましょう。

第1回は、研究会設置の趣旨(会計の国際化の流れや中小企業の会計の現状を踏まえた今後の中小企業の会計の在り方について検討を進める)と検討課題(① 中小企業における会計の実態と会計基準の国際化 ② 会社法会計、金融商品取引法会計、税務会計との関係 ③ 国内外の会計制度の動向について ④ 中小企業の実態に即した会計のあり方 ⑤ その他)が示され、全体的な方向性が確認されました。

*中小企業庁HP(第1回 配布資料議事要旨

第2回は、総括的な問題提起(中小企業会計基準の方向性、会計理論ーどこまでが法か、わが国の「中小企業の会計」のあり方)がなされたうえで、活発な討議がなされました。詳細についてはまもなく中小企業庁HPで公表される予定の「議事要旨」を参照ください(もちろん当HPでもフォローします)。

*中小企業庁HP(第2回 配布資料

中小企業の会計の実態等について報告・問題提起

本日の第3回では、金融機関や企業などそれぞれの立場から中小企業の会計をめぐる実態等と問題提起がなされました。

生々しい報告などに、思わず身を乗り出して傾聴。

陪席の方々が熱心にメモを執り続ける姿も印象的で、今後の議論がどのように展開するのか、興味津々です。

*配布資料や議事要旨:中小企業庁HPを通じて順次公開の予定。当HPもフォローします。