本日3/12(金)、第2回の中小企業庁「中小企業の会計に関する研究会」(座長=江頭憲次郎早稲田大学大学院教授)が開催されました。

第1回の概要

念のため、第1回の内容を振り返っておきます。

事務局を務める中小企業庁より研究会の設置趣旨説明のあと、今後の検討項目としてを次の内容が示されました(第1回配布資料)。
① 中小企業における会計の実態と会計基準の国際化
② 会社法会計、金融商品取引法会計、税務会計との関係
③ 国内外の会計制度の動向について
④ 中小企業の実態に即した会計のあり方
⑤ その他

続く討議では、中小企業の実態・中小企業会計指針の概要・策定アプローチ手法・IFERSの動向などについて発言があいついだところです(議事要旨)。

3委員からプレゼンテーション

第2回では、次のプレゼンテーションがなされました(第2回配布資料)。

・中小企業会計基準の方向性(品川早稲田大学教授)

・会計理論ーどこまでが法か(上村早稲田大学教授)

・わが国の「中小企業の会計」のあり方(河崎甲南大学院院長)

(非常に刺激的な総括的問題提起で、ひたすら聞きほれていた私でした)

発言相次いだ討議

その後の討議は、発言が相次ぎ、私も中小企業の実態と会計に対するニーズについて発言しました。

討議の概要については、後日の議事要旨公表を参照ください(当HPでもフォローします)。