年内にもスタートする「中小企業版の新会計」。公表に向けて慌ただしくなってきました。

親委員会開催、パブコメ募集へ

今週は、親委員会(中小企業の会計に関する検討会)が開催され、その後パブコメ募集が行われる見通しです。

新会計を実践できる会計のプロをめざして

新会計が目的として掲げる「中小企業の経営者が活用しよう思える会計」「自社の経営状況の把握に役立つ会計」、会計専門家として戸惑いの声が多いようです。

そこで、実務的・実践的に“経営に役立つ会計”のノウハウを身につけることをめざして、“経営に役立つ会計人”養成講座(全六回)が、今月スタートしたところです。

毎回、100ページ程のレジュメと格闘

第1講は、10/11と10/18の二回に分散して開催。100ページを超えるレジュメに基づき2時間半みっちり研さんにはげんでいただきました。

第2講は、昨日10/25に開催。90ページ超のレジュメに従って2時間半、集中して身につけていただきました。

特別に講義レジュメの目次だけ公開します。

ご参考になれば。

第1講 「新会計を徹底して理解する」

はじめに

Ⅰ.背景

Ⅱ.中小企業の新会計

Ⅲ.新会計への対応

資料集

第2講 「財務会計」と「経営に役立つ会計」の違いを理解する

前回のまとめ

Ⅰ.新会計の詳細な検討

Ⅱ.財務会計の限界

Ⅲ.税務会計の限界

Ⅳ.経営者の視点

資料集

特に資料として掲げた「新会計と他ルールの比較表」は、今後の会計専門家の必携となるものを目指しており、50ページにまとめたものです。