中小企業版の新会計の取りまとめが順調です。

02/21の第1回WG : 設置趣旨・論点・スケジュールの提案・検討

03/04の第2回WG :  中小企業版の新会計(仮称)骨子案の提案・検討

03/28の第3回WG : 各論(素案)Ⅰの提案・検討

に続いて、昨日

04/26に第4回WG:各論(素案)Ⅱの提案・検討

と進んできました。

各論Ⅱの提案・検討

第3回WGから各論(素案)の提案・検討が始まっています。

第4回WGで加えられた提案も含めて、現段階での「新たな中小企業の会計ルール(仮称)」の「各論(素案)」の全体像は、概ね次のような内容です。

 A. 基本的な会計処理    収益・費用、資産・負債

 B. 個別項目の会計処理   金銭債権・・・中略・・・注記

経営者サイドからなされた素案の提案と、各委員による自由討議の両者を貫いているのは、次のような点です。

・ 中小企業の実務の実態を、念頭に置こう (≒税法ベース)

・ だが当然、会社法の規定の範囲内でなければならない (≒会社法ベース)

・ そのうえで、経営者が理解でき分かりやすいものにしよう (≒経営ベース)

出席者はそれぞれの持ち場で東日本大震災支援に取り組んでいるところですが、そうした超多忙な中、我が国の中小企業の活性化・成長に資する「中小企業の新たな会計のルール(仮称)」の取りまとめが、粛々と進められています。

  ※第4回WGの配布資料などは準備が整い次第、中企庁HPあるいは金融庁HPにアップされる予定です。

次回の第5回WGは05/17開催の予定。この夏頃の取りまとめを目指しています。