中小企業版の新会計の検討が、2/15の「中小企業の会計に関する検討会」での審議を皮切りにスタートしています。
具体的な検討取りまとめはWGに託されていますが、2/21の第1回WG、3/4の第2回WGに続いて3/28に第3回WGが開催されています。
各論の提案・検討
第2回WGで骨子案が提案されましたが、第3回WGはいよいよ各論の素案が提案され検討をスタートさせました。
その概要は次のとおりです。
A. 基本的な会計処理(収益・費用)
B. 基本的な会計処理(資産・負債)
C. 金銭債権~固定資産
議論の方向性は、昨年の「中小企業の会計に関する研究会」(座長: 江頭前法制審議会会社法部会長)と「非上場企業の会計基準に関する懇談会」(座長: 安藤企業会計審議会会長)の内容を踏まえたもので、経営者自身が会計のユーザーであることを前提にして具体的な会計のルールの取りまとめをするもので、予定された時間いっぱい、活発な発言が相次ぎました。
4月以降、引き続きWGでの検討が行われ、この夏頃の取りまとめを目指しています。