中小企業向け会計基準のあり方を検討する「非上場会社の会計基準に関する懇談会」(座長=安藤英義 企業会計審議会会長)の第2回会合が4月7日に開かれておりましたが、その議事概要が公表されています。
*フォローが遅くなり申し訳ありません
会計参与にも触れた議論
懇談会の議事概要を見る限り、今後の意見集約に向けた意見交換の際、率直な議論がなされたようです。
気になるところがふたつあります。
ひとつは、中小企業の会計の実態についての議論が、やや紋切り型ではないかという点です。経営の現場で会計をどのように使っているか、もっと掘り下げた議論が必要ではないでしょうか。
もうひとつは、会計参与の実態についての議論がなされていないように思われる点です。会計参与が中小企業の経営にかかわることで、実に興味深い変化が経営の現場で起こっていることを知っていただきたいなぁ・・